皆既食 total eclipse (2回目)
11月15日 19時〜
岡田将生くんと生瀬さんの舞台
『皆既食 total eclipse』を見て来た!なんと2回目(。-_-。)
好きなものにはとことんのめり込むのがわたし。台詞全部知りたいし全部咀嚼して理解したいと思いながらも、天才じゃないのでなかなか難しい笑 が、1回目の時よりも物語の内容やアルチュール・ランボー、ポール・ヴェルレーヌの気持ちとか考えながら気持ちが舞台に入りながら見ることができた。
どんな気持ちでこの言葉をぶつけたのか、とか。表す言葉よりも、言葉にできない事を表情や、その瞳が、行動が、物語っていたり。そんな細かいところまでみていた。
私は最近いろんなことがあったような気もして、すこしセンチメンタルな気持ちだったりしたからますますのめりこみ気味でみることができた。
こんなにも好きなのにこんなにも憎くて、自分の世界はこんなに霞むのに離れることは何よりの苦痛。一緒にいても何も生まない、生まなくなっていた事なんて知っていたから離れたのに、近づけばまた元に戻る。
黒い森のシーンで、切なくて切なくて泣いてしまった。こんなにも複雑な感情を抱いていた2人、お互いに必要とした時もあったはずなのに、離れることをえらんだ選んだ。ヴェルレーヌを散々殴った後に優しく近寄り抱き上げるランボーの愛しさ悲しさ切なさ複雑さ、深い愛と憎しみと諦め。
『さようなら』というさみしそうな声色。強さ。
私は本当にこの舞台が好きだ。岡田将生くんが好きだというのも勿論、もちろんある!
岡田将生くんは、初日に観た時は何度か噛んだり、カーテンコールでウルウルしていたり、アワアワして、口に手を当ててふふふ!みたいに笑って、天然全開で舞台袖に去っていったりしていたけれど笑 、今日は一度も噛んでいなかったしカーテンコールもしっかりしてて安心した笑
舞台の内容も大好きだけど、岡田将生くんが初舞台でこんなにも頑張ってるんだなあと思うとわたしも毎日頑張らなくちゃって思う。そんな前向きな気持ちも与えてくれる舞台。
あと、終わった後の余韻がすごく良い。すごく良い気分。何故だかわからないけど、1回目も2回目も心地よい余韻を残してくれた。心のザワザワとかトゲトゲとかなくなって、なめらかになったかんじ。なんだろうね、これ。
とにかく良い舞台です。
舞台終わった後に、岡田将生くん表情の雑誌を買ったけど、これ大当たり。素敵です。