great days

太陽を溶かし込んだ海だ

山手線

 

 

思いつめた時は、ずっと電車に乗っていることが多い。
私が落ち込んでいても泣いていても立ち上がる気力がなくても、私の好きな人に他の好きな人が出来ても、電車は私をずっと遠くへ運んでいく。周りの人々は入れ替わり、景色が変わり、太陽の光の差す向きが変わる。
 
知らない方が良かったと思うことが多い。
知らなければ昨日までの自分の心の平穏さを、きっと今でも保って、気持ちの良い天気を素直に受け入れて深呼吸をすることが出来たと思う。
 
シャンティデイズで知ったソーハムという言葉。こんな時こそ実践するもの。
余裕がないと呼吸が浅くなる。視界が狭くなる。だからこそ深く息を吸い込んで自分と対話をするべきだとおもう。
必要な時に、思い出すためにこのブログを書いている。
 
山手線、何周目なのかわからなくなった。ここがどこなのかもわからなくなった。こういう時に連絡をとれる友人がたくさんいることはとても有難いことだとおもう。
昨日は、優しさに涙ばっかり出る夜だった。
 
何度経験したって胸の痛みはなくならないし、慣れることはない。こんな気持ちは味わいたくないと何度も何度も思うのに繰り返してしまうのは何故だろうね
 
 
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